民主圧勝、単独過半数を確保 300議席超す勢い 政権交代へ
政権選択が争点となった第45回衆院選は30日投票、即日開票された。民主党は小選挙区、比例代表とも圧勝し、単独で過半数となる241議席を確保した。民主党の獲得議席は定数480のうち300を超える圧勝の勢いで、政権交代が確実となった。
民主党の鳩山由紀夫代表は9月中旬に召集を予定する特別国会での首相指名選挙で首相に選出され、社民、国民新両党との連立政権を発足させる。自民党は1955年の結党以来、初めて第1党の座を明け渡す歴史的敗北を喫した。
野党第1党が選挙で過半数を獲得し、政権を奪取するのは戦後初めて。1993年の非自民連立による細川護熙内閣の誕生から数えても16年ぶりの政権交代で、日本の政治は新たな時代を迎えた。(23:57)
続き