2005年07月13日

北朝鮮 「建設再開の原子炉、来年完成」 「拉致問題すべて解決」

朝鮮高官「建設再開の原子炉、来年完成」・米紙

 【ワシントン=秋田浩之】北朝鮮高官は米ニューヨーク・タイムズ紙に対し、1994年の米朝枠組み合意に基づいて凍結していた原子炉2カ所の建設を再開したと言明し、このうち一つは来年中に完成するとの見通しを示した。北朝鮮が建設再開を正式に確認するのは初めて。北朝鮮軍の将軍は米国が核施設を攻撃すれば「全面戦争になる」とも警告したという。
 同紙代表団の一員として訪朝しているコラムニストのニコラス・クリストフ氏が12日、白南淳外相を含めた高官や軍首脳とのインタビューに基づき報じた。原子炉の建設再開は核兵器の量産化をにらんだ動き。月末の6カ国協議に向け日米韓を揺さぶり、一層の譲歩を引き出す狙いが色濃い。
 同紙によると、複数の北朝鮮高官は停止していた寧辺(5万キロワット級)と泰川(20万キロワット級)の原子炉2つの建設再開を確認。
同時に、李根外務省米州局長は寧辺の原子炉が今年か来年に完成するだろうと言明した。
一方、軍首脳は「我々の主権と体制を守るため、核兵器の数を増やさざるを得ない」と語った。

 寧辺の原子炉は地上の構造物の建設が進んでいるが、泰川は整地作業の段階で、完成には数年かかるとみられる。同紙は中央情報局(CIA)の分析として寧辺、泰川の原子炉2カ所が完成すれば、核爆弾約50個分のプルトニウムを年産できるようになると伝えた。
 クリストフ氏が軍首脳に対し、「全面戦争」とは日本などを念頭に核兵器を使用することを意味するのかと質問したところ、「私は『あらゆる手段を使う』と言ったはずだ」と答えた。



北朝鮮「拉致問題すべて解決」――6カ国協議での論議に反対

 【ソウル=峯岸博】北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」は13日、今月下旬に開催予定の第4回6カ国協議で日本政府が日本人拉致問題を取り上げる姿勢を示していることを非難した。その上で「拉致問題はすでにすべて解決された」と強調。協議で拉致問題をテーマとした日本との話し合いに応じる考えのないことを明らかにした。朝鮮中央通信の報道を朝鮮通信(東京)が伝えた。
 同紙は「全朝鮮半島の核問題解決を論じる会談の場に見当違いの問題を持ちだして基本議題の討議を脱線させ、会談の進展を妨げようとする不届きな心情だ」と指摘。「日本は6カ国協議再開に障害だけをつくりだしてきた」とし、「もともと、日本は6カ国協議に参加する資格のない国だ」と従来の主張を繰り返した。
posted by 原始人 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック