2009年08月31日

民主圧勝、単独過半数を確保 300議席超す勢い 政権交代へ

民主圧勝、単独過半数を確保 300議席超す勢い 政権交代へ

 政権選択が争点となった第45回衆院選は30日投票、即日開票された。民主党は小選挙区、比例代表とも圧勝し、単独で過半数となる241議席を確保した。民主党の獲得議席は定数480のうち300を超える圧勝の勢いで、政権交代が確実となった。
 民主党の鳩山由紀夫代表は9月中旬に召集を予定する特別国会での首相指名選挙で首相に選出され、社民、国民新両党との連立政権を発足させる。自民党は1955年の結党以来、初めて第1党の座を明け渡す歴史的敗北を喫した。
 野党第1党が選挙で過半数を獲得し、政権を奪取するのは戦後初めて。1993年の非自民連立による細川護熙内閣の誕生から数えても16年ぶりの政権交代で、日本の政治は新たな時代を迎えた。(23:57)

 鳩山代表は30日夜、衆院選の勝利宣言とともに、参院で過半数がないことを踏まえ「社民党、国民新党と連立を組みたい」と、31日から政権協議を開始すると表明した。小沢一郎代表代行の処遇については「選挙を大勝利に導いた功績もある。来年夏の参院選も見据えながら仕事をしてもらう」と、選挙担当ポストを念頭に調整を進める考えを示唆した。(03:57)


閣僚人事「首相指名後、一気に決める」 民主鳩山氏

 民主党の鳩山由紀夫代表は30日夜の民放番組などで、新政権で予算の骨格や外交の基本方針などを決める「国家戦略局」について「局をつくる前に『国家戦略室』という形ですぐに稼働していく必要がある」と述べ、政権発足後、直ちに政令改正や首相指示で戦略室を設置する意向を表明した。そのうえで「担当相を置き、国家的な大きな仕事をしてほしい」と強調した。
 31日未明の記者会見では、首相指名に先立ち主要閣僚を内定する案に関して「外交日程の絡みで考える必要があると思っていたが、他との兼ね合いもある。一気に首相指名後に決めるのが閣僚人事だ」と語った。 (01:50)


麻生首相、総裁も辞任へ 自民、公示前から議席6割減

 自民党は衆院選で公示前勢力の300議席から約6割減となり、衆院第1党から転落した。麻生太郎首相(党総裁)は30日夜、NHK番組で「国民の声を真摯(しんし)に受け止め、反省の上に立って出直さなければならない。私としては責任を負わなければならない」と、総裁を辞任する意向を表明した。
 同党の細田博之幹事長は30日夜、党三役と幹事長代理がそろって辞任すると首相に伝えた。
 首相はフジテレビ番組で「首相指名選挙が行われた後、地方の党員・党友を含め、総裁選を行いたい」と語った。細田氏は記者会見で9月下旬の総裁選を想定していることを明らかにした。ただ党内には特別国会の首相指名選挙までに新総裁を選ぶのが望ましいとの意見も出ている。 (02:21)


公明、太田代表・北側幹事長ら落選 小選挙区で全敗

 公明党は全国8小選挙区で擁立した党独自候補が全滅となり、公示前の31議席を下回るのが確実だ。太田昭宏代表や北側一雄幹事長、冬柴鉄三前幹事長の党幹部が相次ぎ落選する事態に「党存亡の危機に直面する」(幹部)との悲鳴が出ている。1967年の衆院初進出以来、同党トップの落選は初めて。比例代表の結果次第では、衆院選での獲得議席数が67年の25議席を下回る可能性もある。執行部の刷新を含め来夏の参院選に向けた党の立て直しが急務だ。
 公明党の歴代トップは支持母体の創価学会の意向も受けて決まるのが慣例。神崎武法前代表は98年から約8年間、代表職を務めた。06年の代表選には太田氏だけが出馬しており、落選は想定外の事態だった。創価学会内には「太田氏に代わる人材がいない」(中堅議員)との声もあり、後継選出は難航しそうだ。 (01:57)


民社国、連立協議急ぐ 衆参「ねじれ」解消へ

 民主党は衆院選での圧勝を受けて、31日にも社民、国民新両党に連立協議を正式に打診する。民主党単独では参院で過半数に及ばず、安定した政権運営には社民、国民新両党の協力が欠かせないためだ。連立を組めば2007年夏以来続いた衆参両院の「ねじれ」状態が解消するが、3党には政策面での違いもあり、円滑に協議がまとまるかどうかは不透明だ。
 民主党の鳩山由紀夫代表は31日未明の記者会見で、同日中に現執行部で連立協議に入る意向を表明。社民党の福島瑞穂党首も30日夜、党本部での記者会見で「(民主党と)連立を組む可能性は高い」と指摘した。国民新党の綿貫民輔代表は同日夜のNHK番組で「(連立は)まだ考えていない」と述べるにとどめた。
 一方、みんなの党の渡辺喜美代表も30日夜、都内で記者団に民主党中心の政権に協力する考えを示した。 (01:01)


「オバマ大統領は楽しみにしている」 日本の政権交代に米報道官

 【ワシントン=大石格】ギブズ米大統領報道官は30日、日本の政権交代について「両国の強力な同盟関係と緊密な連携が継続することを確信する」との談話を発表した。選挙結果を「国民が参加した歴史的な選挙」と分析。「オバマ大統領は新首相と一緒に働くことを楽しみにしている」と強調した。 (02:29)


英BBC、鳩山代表の会見を生中継

 30日投開票の衆院選は海外メディアが競うように速報するなど、世界的に高い関心を集めた。英BBCテレビ(国際放送)はまず投票時間終了直後の日本時間午後8時のニュースの冒頭で「最大野党が圧倒的な勝利へ」と報道。31日未明からの民主党・鳩山由紀夫代表の記者会見も生中継した。海外のメディアは日本の選挙としては例外的に大きな扱いで報道している。
 米ワシントン・ポスト(電子版)は民主党の圧勝と並んで「有権者は自民党と麻生太郎首相を罰した」と伝えた。ウォールストリート・ジャーナル(電子版)も「日本人は自民党を拒否した」としたうえで「民主党は政策実現能力が問われている」と指摘した。
 フランスのルモンド紙は今回の選挙が「中国が台頭する中で日本と米国の関係について議論を引き起こした」と解説。英フィナンシャル・タイムズ(電子版)は「日本人が新しいモノにかけようという意志を示した」と論評した。 (01:53)


新政権、予算全面見直し 「政治主導」めざす  2009/08/31, 05:01, 日経速報ニュース

 民主党を中心とする連立政権が発足する見通しとなった。自民党は1955年の結党以来、初めて第1党を滑り落ちる歴史的敗北を喫した。政権交代により、政策や意思決定プロセスはどう変わるのか。予算を全面的に見直す方針である民主党の政権運営や政策の課題を探った。
 「31日の段階で麻生太郎首相は概算要求を止めるべきだ」。民主党の菅直人代表代行は30日夜にこう述べ、各省に対して31日に締め切りを迎える予算の概算要求の事業内容を提出しないよう揺さぶりをかけた。予算の主導権を握るのは民主党だ、との意味合いがある。同党は麻生内閣が決めた2010年度予算案の概算要求基準を全面的に見直す考え。経済財政諮問会議も廃止する。
 民主党は公約した政策への予算配分は優先する方針だが、財政規律への目配りも忘れていない。民主党の鳩山由紀夫代表は30日夜のテレビ番組などで、今後4年間の財政運営について、「国債発行も極力抑えるように努力しなければならない。無尽蔵に予算をばらまいて足りなくなったら国債発行をしてきたやり方は反省されなければならない」と述べた。
 同党が目指すのは、政治主導で予算の配分にめりはりをつけることだ。
 「このポストには政調会長並みの人をつけたい」。30日夜、民主党の圧勝が伝わると、鳩山代表が力を込めて語った。「ポスト」とは、民主党が新設する「国家戦略局」のトップ人事。「官僚主導による政治」からの脱却を図るため、同党が考えてきた新機関だ。
 財務省主導が続いた予算編成だが、今後は首相直属の機関である国家戦略局が予算の骨格を固める。財務省は、同局が決めた骨格に沿って予算を編成することになる。
 国家戦略局には国会議員や地方自治体の代表が参画する予定だ。官民双方から実務を担う優秀な人材も登用し、新しい時代の国家ビジョンを練っていく。民主党は同局の前身となる「国家戦略室」を政権発足と同時に始動させる考えだ。
 「3年くらいで(予算の)事業仕分けを徹底的に行えば(財源として)9兆〜10兆円は生み出せる」。30日夜のテレビ番組で、鳩山代表は政治主導の政策運営を進めるためのもう1つの“仕掛け”について触れた。すべての予算・制度を精査し、無駄遣いなどを排除するために新設する「行政刷新会議」のことだ。


衆院選:民主・鳩山政権 小沢氏入閣せず 9月中旬発足へ (毎日新聞)

 政権交代への準備に向け、民主党は政権移行作業に着手した。焦点の小沢一郎代表代行は来年の参院選をにらみ、入閣せず、引き続き選挙担当の代表代行の座にとどまる見通しとなった。また、9月中旬の鳩山政権発足を目指し、31日以降、社民、国民新両党に連立協議を呼び掛ける。
 鳩山由紀夫代表は「300議席超」が確実な情勢となったことを受けて31日未明、東京・六本木に開設した党開票センターで記者会見し、「現在の三役中心に骨を折っていただく」と表明。岡田克也幹事長ら現在の執行部に連立協議や、麻生内閣との政権移行協議にあたらせる考えを表明した。
 民主党内では当初、党の主要幹部や重要閣僚の内定者から成る政権移行チームが政権移行作業を担うことを検討していたが、鳩山氏は会見で一部閣僚の先行指名について「念頭にない。一気に決める」と表明。政権移行チームは作らず、首相指名後にまとめて組閣する考えを示した。
 また、小沢氏の処遇について鳩山氏は30日夜、NHKの番組で「来年の参院選も見据えながら考える。(続投について)そういった考え方もある」と述べた。小沢氏が衆院選に続き過半数獲得を目指して参院選を指揮すれば、同氏の党内での影響力が一段と強まるのは確実だ。岡田氏も同夜、NHKの番組で自ら「幹事長が閣内に入ることはない」と明言、留任となる方向だ。
 鳩山氏は政治主導への組織改革の目玉である国家戦略局創設に先立ち、法的整備を必要としない形で「国家戦略室」を新設し、担当相を置く考えも明らかにした。【上野央絵】


投票率最高69%台に、現行制度下  2009/08/31, 04:22, 日経速報ニュース

 日本経済新聞社の集計によると、第45回衆院選の投票率(小選挙区)は69%台となり、現行制度で過去最高だった前回(2005年)の67.51%を上回った。期日前投票者数が前回より56.03%増加したことで、全体の投票率を押し上げた。
 投票率は中選挙区制の時代は最低でも67%以上あったが、小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降は50%台から60%台前半と低迷。小泉政権下の「郵政解散」による前回の衆院選は自民党の「刺客」騒動などで有権者の関心が高まり、現行制度で過去最高となっていた。


衆院選:落選の国民新党の綿貫代表 政界引退を示唆(毎日新聞)

 比例北陸信越ブロックで落選した国民新党の綿貫民輔代表(82)は31日未明、党本部で記者会見し、「子供や孫みたいな者と一緒にやる時代はもう過ぎたんじゃないか」と述べ、政界引退を事実上表明した。綿貫氏は元衆院議長。今回は地盤の富山3区での立候補を見送り、比例単独で立候補していた。【西田進一郎】


衆院選:比例代表近畿ブロック 民主の2議席、自公に配分 (毎日) 03:12

 比例代表の近畿ブロックで、民主は得票数では13議席を獲得するはずだったが、比例代表に重複立候補している小選挙区候補44人のうち3人しか落選せず、比例単独候補8人と合わせても候補者が2人不足する事態になった。そのため2議席が自民党と公明党に配分され、大阪14区で敗北した自民党の谷畑孝氏と、公明党の比例名簿5位の赤松正雄氏が当選となった。
 また、みんなの党も東海、近畿両ブロックで1議席ずつ獲得できる得票に達したが、比例名簿に登載された候補者が重複立候補した小選挙区で得票率10%に届かず、公職選挙法の規定により復活当選できなかった。そのため、東海の1議席は民主党の比例名簿41位の磯谷香代子氏に、近畿の1議席は兵庫5区で敗北した自民党の谷公一氏に割り振られた。
 民主党は近畿ブロックで2議席を「損」する一方、東海で1議席を「得」した形となった。【鳴海崇】
posted by 原始人 at 06:14| Comment(0) | TrackBack(1) | Report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

政権交代
Excerpt: まだ開票作業の途中ということではっきりした数字は出てないけれども、民主党が320(3分の2)に迫る勢いを示している。{/face_sup/} 下馬評通りの結果となった。{/hiyo_eye/} ..
Weblog: ぼけ〜〜〜っと人生充電記!
Tracked: 2009-08-31 23:37